夢想の針鼠の夢跡

物語に隠されたもう1つの物語 『過ち』を知る物語

2015-03-05から1日間の記事一覧

幻想の赤月 2-02章 Floating

夜中 「ちゃんと一人やっつけましたよ。・・・残念ながらそれは中心ではありませんでしたけど」「・・・本当にやったんだな、やはり凄いよ、お前は。僅か一日でそれを成し遂げるとは。心は痛まないのか?」「まさか。そうしたのは他でもない、貴方様ではない…

様々な事件が沢山続き、遂には心髄にまで及んで行って、己の中でそれを重く、鋭く貫くのだ。 嘘だらけの世界で信じる事が出来るのは、己自身ただ一人。痛い思いとかしても良いんだ、嘘をつくのはもうこれで最後にしよう。だからお願い。早ク逃ゲテ。