夢想の針鼠の夢跡

物語に隠されたもう1つの物語 『過ち』を知る物語

2015-09-04から1日間の記事一覧

幻想の赤月 2-08章 Apollo

「大変です、紅月様!!ウォイスが、ウォイスが・・・ぐあぁぁ・・・」通信機から下僕の悲鳴が聞こえる。外では剣と剣が交差するあの忌まわしい音が鳴り響く。単身で奴は大群に突っ込んだ。普通ならば無茶すぎる行為であったし、我も「ついに狂ったか」と思…

様々な事件が沢山続き、遂には心髄にまで及んで行って、己の中でそれを重く、鋭く貫くのだ。 嘘だらけの世界で信じる事が出来るのは、己自身ただ一人。痛い思いとかしても良いんだ、嘘をつくのはもうこれで最後にしよう。だからお願い。早ク逃ゲテ。