幻想の赤月~Speculation
『推測』
過去を知らない者達で、勝手に彼の過去を推測する者らが嫌いだ。何故、俺がこんな事をしているか、考えた事をあったのだろうか。誰も、あんな事件の真相を知らないのに・・・。真相を知らぬ者に、俺を知る権利など、無い。嫌なのは、その誤った答えが浸透していって、私が悪者と思わせ奴がそれを利用して、俺を殺そうとする事だ。ー既に知っているだろう、俺は死が無いのだ、死にたくても死ねない。あれが、***というのならば、俺は嘲笑するだろうが。ただでさえ、俺を殺そうとして何度も失敗するお前に、俺を殺すとは何をする気なのだ?それとも、俺に薬を飲ませ、殺すか?死んでも構わない。もう、この世界には絶望した。悔いが無いというとそれは嘘となる訳なのだが、俺はいてはいけない人物である事に変わりは無いのだから、俺達が皆殺しして、全てを無かった事をしても構わない。ー俺達を知る人を徹底的に。