夢想の針鼠の夢跡

物語に隠されたもう1つの物語 『過ち』を知る物語

2014-01-10から1日間の記事一覧

日記ノ二十二ノ巻~Secret

ゲホッ、ゲホッ 最近、身体の調子が可笑しい。ボーとする。あの人らがいないから、楽には出来るんだけど。 「・・・大丈夫か?」 と、彼女はそう言って甘めの紅茶を用意してくれた。俺はありがたくそれを頂戴して、飲む。貴族の暮らしに飽き飽きとしていた彼…

様々な事件が沢山続き、遂には心髄にまで及んで行って、己の中でそれを重く、鋭く貫くのだ。 嘘だらけの世界で信じる事が出来るのは、己自身ただ一人。痛い思いとかしても良いんだ、嘘をつくのはもうこれで最後にしよう。だからお願い。早ク逃ゲテ。